建物検査・安心保証
2016年 5月16日
建物検査とは?
「建物検査(住宅診断)」とは「ホームインスペクション」と言う呼び方でも最近ちょくちょく耳にすることが多くなっているかと思いますが、中古住宅の取引に際し、建築士等の建物の専門家に購入物件について検査・診断を行ってもらうことです。
インスペクションを受けることによって、購入者が中古住宅の現状や問題点・改善点を正しく把握することができ、これにより安心して購入できる中古住宅が社会に流通し、また問題のある建物が是正工事等によって安心・優良な建物としてお住まいできるようになることから、国や地方公共団体が積極的に普及を推進する様々な取り組みを行っており、不動産業界も次第にインスペクションを不動産売買のシーンに導入する動きを活発化させております。
売主様にとってのメリットは、自らの物件についてホームインスペクションを受けることにより、建築士によるお墨付きが貰えることで買主様の購買意欲が高まるケースや、逆に売主様ですら気づいていない問題点が抽出されれば、それを事前に買主に告知をすることにより、引渡し後におけるクレームを回避できるというメリットがあります。
近い将来、国が宅地建物取引業法を改正し、インスペクションを受けている住宅か受けていない住宅かを買主に不動産業者より説明を行わせることを義務付けするのではとも言われております。つまり買主にとっては、インスペクションを受けていること自体が、物件購入の条件になる可能性があるということです。
ウルイエでは、このインスペクションについては今後も最新情報をしっかりと収集し、売主様の売却にお役に立つ情報をお届けして参ります。